番外編(プライベートDIY) バイエルン百舌のハート。

2022.03.14 Mon

案内内容:自家用車メンテナンス     

施工内容:エンジンオイル及びオイルエレメント交換のDIY

 皆様こんにちは。今回、たまには趣向を変えて私のプライベートタイムのDIY活動について御報告したいと思います。内容は車輌のメンテナンスでございます。先ずは簡単に当該車輌についてですが、バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(Bayerische motoren werke) という会社が生産販売した車であります。ちょっと聞き馴染みのない、けったいな感じの会社名でありますが 早い話、日本語に訳すと、『バイエルン発動機製作所 (英訳:バイエルン・モーター・ワークス) 』と なりまして、こう呼ぶと何だか判り易くなって 一気に親近感が湧いてくるから笑えます。で、実は この会社 元々は主に航空機用のエンジンを造る職人集団の会社で、かつては、Luft waffe(ルフトヴァッフェ=空中の武力 : 即ちドイツ空軍)に航空機用発動機を、ドイツ国防軍・武装親衛隊等の陸の武力組織には軍用バイク等を納めていました。代表的なところでは独逸航空機メーカーの、フォッケウルフ社が開発生産して、1941年から実戦配備させた単発単座戦闘機 Fw190 (愛称 ヴュルガー(百舌):開発途上のテスト飛行を繰り返していた頃にフォッケウルフ社内で呼ばれていた愛称…スタイルが頭でっかちで 飛ぶ姿がモズを彷彿とさせたから)の各シリーズに搭載させる心臓(空冷エンジン)の設計開発を担当し 当機に於ける空冷エンジンに限って云えば、初期搭載のエンジン名 : ベーエムヴェー 139から後継となるベーエムヴェー801シリーズエンジンの初期型~最終発展型まで、此の社が供給を一手に担っておりました(名機801型エンジンは爆撃機など その他ドイツ軍用機にも多数搭載され幅広く運用されました)。そして第二次世界大戦を通して、物量にモノを言わせて押し寄せる連合軍を相手に、陸・空の激戦を銃後から支え抜いたのでありました。因みに件のドイツ戦闘機が実戦デビューを果たした当初、突如 戦場の空に飛来した新鋭機 Fw190の出現に、当時の名だたる英軍機各種(スピットファイアMk.Vや ハリケーン 等々)は ことごとく圧倒され奈落の底へと堕とされ陳腐化し どれも歯が立たない有り様へと成り果てたのであります。それからというもの、まともに対抗できる次期新型機(Mk.Ⅵ)が完成される迄の少しの間、大英帝國は国を挙げて此のヴュルガーの影に怯え続け、ビビり倒されたのであります。それは、かつての日本の同盟国 独逸第三帝國が産んだ、Fw190の優秀性を顕著に物語る逸話として今でも語り継がれています。さて、余談が過ぎましたが 対象となる自家用車輌は、

総排気量:一升 六合 六勺 三抄。

機体重量:四百四十八貫。

額面出力:三百三十馬力。                               尚、若シ望マムト欲スラバ、本機ニ合法的微改造ノ施スヲ以ツテシテ四百馬力ハ軽ク超過セシメルヲ是、易キ事ト具申致シ候。

搭乗員:法定総員 四名(前 二座独立並列・後 二座分離並列の計 四座) 搭乗降扉 二枚

操縦席及び操舵用把手輪:右

機体主要彩色:冬季雪上迷彩

特徴:空気圧縮用羽根車宛導入排気経路複流渦巻式単装過給機付属 瓦斯倫直列六気筒発動機搭載 四輪箱型後輪駆動快速仕様型乗用自動車 (当機ハ生産製造会社ノ純正仕様ノ儘)  と、なります。

 前回の発動機用油交換から1,018里ほど走行したので、そろそろオイル交換をと思い、本日の休日を利用して最寄りのカー用品店に行ってみると、これがまた大変混んでおりまして…。それでは と、時間及び経費節約を図るべく、いっそオイルだけ購入して自分で交換しちゃおうかな?その方が断然お得だしな♡ …等と考え、ついでにオイルエレメント交換も含めて 此のDIY計画を速攻で実行に移したのでありました。先ずは専用のフィルターレンチを用いてオイルフィルター(エレメント)を取り外し、これの交換から始めます。その時ついでにパッキン類も新しい物に交換します、その際、新パッキンには予めオイルを塗っておく事がミソとなります、ミソと言っても味噌を塗る訳ではありません、慣用句です。絶対にパッキンに味噌は塗らないで下さい。最後にパーツクリーナーで各部に付着した油汚れ等を丁寧に拭き取り、組み直して元通りにします。

 これが終わると、次に車輌下に潜り込み、市販の廃棄オイル用受け(脱脂綿系繊維に染み込ませ式)を置いてオイルドレンボルトを外し 抜き取ります。この時、車体はなるべく水平を保ちたいので、ジャッキアップせずに 両前輪にスロープを置いて 潜り込ませる自分の頭・肩・腕だけ入るスペースを確保して作業します。そして充分時間を掛けて全て抜け切ったのを確認したらダメ押しのセルモーターちょい回しを行い 纏わり付いた余分なオイルを振り落とします。それからドレンボルトを取り付け直して新オイルを投入します。今回はオイル添加剤も奮発して与えてやる事に致しました、添加剤は予めサーバーポットのオイルに混入させておきます。尚、廃油の処分方法は各自治体ごとに違いがありますので、必ず、その自治体の定めに従って処分して下さい。

“Turbo”の刻印がなされていますが 生産国に敬意を表し、なるべく本国語の発音に寄せて “ とぅるぼ ” とお読み下さい。排気流を利用した燃焼用吸引空気圧縮送込装置型過給機を意味します。

 新オイル注入が終わりました、6.5L入りました。とかく日本人は容器があれば何でも なみなみと、一杯に注ぎ込む事が正義であるとして疑いませんが、本国 独逸の人達の場合は 少なくともエンジンオイルに限っては、これを満タンまで入れる事は余りしないそうです、却って回転抵抗が増える事を嫌って?…だとか、そのせいなのか 未だ入りそうなのですが ここいらが丁度宜しい様です、独逸の流儀作法に従い 注入はここで Halt! (停止)。そしたら、各ボルト・キャップ類の締め付けを再度厳重に確認し、全ての点検を充分時間を掛けて行い 問題がなければ発動機を始動させ、そのまま5分程度 暖機運転を続けます。温まった後、発動機可動のまま操縦席に着座し、計器盤が表示する油量を目視確認、画像の表示がmaxを表してます。maxラインの横に敢えてバカ正直に空白スペースを設ける辺りが生真面目なゲルマン民族らしいですね。『注入の際、maxラインを超過して空白スペースまで侵入して埋めることの無きよう意識して注意せよ』という意味なのでしょうか、 キッチリしてます 痺れます 憧れますゲルマンの民らよ。加えて次に、油圧計が指す値を読み取り確認します。これらが適正を指し示し、安定して異常が無ければ ここで終了となります。今回は特に急ぐ必要も無かったので、着工から完了までの所要時間は、簡単な掃除も含めて ゆっくり休み休みで 1時間半ほどでした。Auf Windersehen alle!

 如何でしたでしょうか? 一見 いつもの水廻りの仕事とは全く関係のないお話に感じさせてしまったかも判りませんが、どの様な機械・機器・用具・道具であっても日頃のメンテナンスが大事であるという事を御理解頂けたら幸いですし、そのメンテナンス作業に当たる上で注意しなければならない点は、二重三重の完了後確認を行う事が如何に大事であり、決して疎かには出来ないという事も判って頂きたく存じます。更に、私共は 例えプライベートタイムのDIY作業であっても常日頃から繰り返し確認が習慣として身に沁みているという点も、今回の御報告から御察し頂ければ又、幸いでございます。そして、その習慣こそが 例え水であれ車であれ、修理・施工に対する共通した重い要の志であると自負しております。其処には、それらを使う方々の大事な生命や財産といったものが掛かっているからであります。況してや私共はお客様から大事なお金を頂いて日頃 その仕事をさせて貰っている訳なのですから尚更です。こういった様な訳で 弊社の各スタッフは作業後点検確認に対して決して気を抜かず、手を抜きません。その志を脈々と受け継いでいく事に日々努めております。そんな弊社を今後共、どうぞ宜しくお願い致します。

 最後まで御覧頂き誠に有難うございました。次回も又、重ねて宜しくお願い申し上げます。

比較の行方 (しつこいですか?)。

2022.03.07 Mon

ご依頼内容:他社で契約したけど、この額って妥当?     逗子市

施工内容:下水管・下水桝交換

 『春寒料峭(しゅんかんりょうしょう)』などと申しますが、ばかに暖かい日が続きますと、どうしても ついつい油断してしまうのが人の情感ってやつでございましょうか。しかし、この時期は『三寒四温』という訳で、四日ほど暖かい日が続いたところで油断してるってえと、急に寒さがぶり返して来やがるのでございます。そうするってえと、暖かさに慣れた身には、例え ちょっとした寒さであっても随分と酷く応えるもんなんでございます。ですがまあ、これも四季の区別がはっきりしている此の美しい日の本の國が故の事。つまりは此の國に生まれた者が味わえる醍醐味という訳でございまして、生きている実感・悦び等といったものも一緒に纏めて 大事に味わいたいと思ったりする今日この頃なのでございますが、皆々様におかれましては益々ご健勝のことと拝察致します。

 さて、今回 次の様なお問い合わせのTELが、弊社フリーダイヤル コールセンターに掛かって参りました。『タンクありトイレ詰まりを他社で直してもらった。その時に下水配管に3か所穴があいているとのことで見積もりしてもらったが相場を知りたい。(40~50万と言われた)実は、昨日他社で契約したが、お宅の方が安かったら変えることができるだろうか?・・』といったものでした。私共では決して他社様を貶める様な営業や、況してや契約済みの事案に首を突っ込んで ひっくり返す等という見苦しい真似は致しましません。が、但、お客様から見積り・調査の御依頼を頂けば、有難くお受けする。これを旨とする弊社と致しましては無下にお断りする訳にもいかず、取り敢えず拝見に伺いました。

   ↑蓋が割れて大部分が無くなってます。

 ↑こっちは蓋は無事、されどインバートに穴あき有り。

  ↑曲がり45度といえど、本来 曲がり部分には桝が欲しいところ

 築50年というお宅ですが、交換工事としては特別大変という事もなく、いつも通り弊社基準に則り算出した御見積書を提出し、丁重に御挨拶をして此方を離れ様と致しましたが、お客様はこれを許しては下さらず、早速 『御社と契約を結びたい』と迫って来られました。…ここは資本主義、自由経済の国の下。「ご契約ですか?先に契約されている他社さまが御納得するのならば、それは吝かではございませんが…。」と申し上げて この日は取り敢えず帰社致しました。…。

 結局、後日 弊社と御契約を結ばせて頂きましたが、実は、正直に申し上げて他社さんの工事内容に付随して、必ず遣らなければならない事が抜けていたのでそれを付け足した結果、弊社の見積り金額は他社さんより高いのです、いや本当に。では何故弊社なのかと伺うと『貴方が礼儀正しく、身だしなみも整っていて、説明に自信があり、理路整然としていて “何故その作業をする必要があるのか”等を熱心に説かれた、それでいて其処に嫌みはなく、判り易く丁寧でいて無駄がなく、深く納得できたからだ。ついでに営業車も綺麗にされている。こういう事の教育・管理に重点を置いているであろう会社なら間違いはない、ここに任せたいと思ったからだ』との事。「また またー(笑)」などという声が聞こえてきそうですが、仰っられたことを、ほぼ原文のまま記しました、いやホントに。

 そして日を置かず着工致しました。

 絶好の工事日和の中で順調に作業は進んでいきました、上の画像は未だ施工途中ですが、この後 滞りなく無事に完成へとたどり着きました。お客様に出来上がった様子を見て頂き、大いに御納得頂けました。ちょっと汗ばむ程の日だったので、今晩 家に帰って飲むビールは さぞかし旨いだろうと思います!

 失礼 致しました。今回は以上でございます、如何でしたでしょうか?次回も又、宜しくお願い申し上げます。

責任の行方!?

2022.03.01 Tue

ご依頼内容:もう嫌っ!流れ悪いっ!    東京都大田区

施工内容:下水詰まり除去。

 とかく、報道が 暗く重い世界情勢を連日伝えてくる昨今 ではございますが、それでも日本の弥生の空、美しく晴れ渡ると 本の束の間でも、何かに誘われて急かされる様な、逸る気持ちに心弾ませられる そんな良い季節が いよいよ到来かと存じます。

 改めまして、皆様こんにちは。ご訪問 誠に有難うございます。さて、今回は、前回に続き待望の “ 行方シリーズpartⅡ” を お届けして参りたいと思います。早速 本題に入りますと、それは 昨年12月のご入居以来、当初からトイレの排水の流れが悪いとお悩みのお客様のお話となります。具体的な御依頼内容としては『とにかくトイレの流れが悪いのですが、賃貸なので管理の責任なのか 自分の責任なのか、その辺りの責任の行方を明確にしたいので、ちょっと調べて欲しいのですが?宜しいでしょうか?』といったものでした。取り急ぎ お宅に伺い、トイレタンクレバーをゆっくりと開けて見たところ、便器に水が溜まってしまい 全く流れない有り様でした。更に お客様から詳しくお話を伺っていくと、『浴室でシャワーを浴びた後は、特に流れが悪くなるみたいです』という証言を頂きました。これらの事を鑑み、「これは下水の詰まりに違いない」と判断致しました。そして直ぐに屋外の下水インバート桝の蓋を開けて見ると、正に 案の定でございました。

 詰まりの原因は共有部となる下水管及び桝にある様なので、こういった場合は、一般的に直接 入居者様に責任は無いものかと存じます。そして、幸い 管理会社様にも連絡がつけられたので、状況を御説明した処『管理会社の責任において、早急に対処せよ』と仰せつかりました。よって、即、着工致します。

 比較的軽微な詰まりであるという事と、割と静音で御近所迷惑にもなり難いという理由から、今回は、エンジン仕様型高圧洗浄機ではなく、作業料金がより安価(当社比)でもある電動式高圧洗浄機を使用して施工に当たります。

 サクッと完了致しました。原因は、御覧のコンクリート桝のインバート部分(水の通り道となる窪み)が経年劣化により表面が削れて ザラついてしまっていて、其処にペーパー等が引っ掛かり易くなり、それが詰まりへと結び付く様でございます。また、削り取られてしまった事で、僅かながらでも勾配が狂ってしまっている事も容易に推察できます。管理会社様に完了と、桝の経年劣化が原因である事の御報告を致しました。その際、改めて御依頼頂ければ 下水桝の交換工事を、いつでも承ります。という旨を申し上げて現場を後に致しました。

 さて、冒頭の御挨拶でも申し上げました通り、このところ何かと暗いニュースが続いていて心が滅入る思いでございます。実際に被害に遭遇されている国の方々を思えば やや不謹慎かも知れませんが 云わせて貰えば、せっかくの心躍る季節の雰囲気を、ある独裁者のお蔭で台無しにされてしまっているな、等と嘆いてしまうのは私だけでしょうか? そこで、と言っては なんですが、せめて一服の清涼剤代わりに 本の ひと時、笑ってやって頂ければと、性懲りもなく 末尾に付録(風シリーズ)を 一篇 拵えて添えて置きました(笑)。お口汚しになりますが、お好きな方だけ どうぞ 冷たい内に御召し上がり下さいませ。では、今回は以上でございます。最後まで有難うございました。次回も又、よろしくお願い致します<(_ _)>。

【エピローグ】

title:躍る季節に想いよせて (dear どこ吹く風の 1/fゆらぎ ) from: 四式戦 疾風

 淑(しと)やかに 咲(わら)う声。それは光る風、悦び囁く歌声 。芽吹きら揺らし渡る其の風、限りなく淡く ほのか甘き香(か)漂わせ。 併せて耳に心地よく、 かくも優しく、春風が 咲う声 。

聴けば いつも嬉しく 心躍り、聴けば いつも切なく 心焦がれる。…光る其の声

 僕が愛してやまない 咲う声、咲う声、咲う声、。僕の大好きな光る歌声は、まるで転(まろ)ぶ 鈴。 そう… 君の咲いは “ 1/fゆらぎ ” 転ぶ鈴音(すずね)

 この腕(かいな)の届かぬ 遥か遠く、高く遥か… 。優雅に そよぐ 艶(えん)なり春風。いとも美し 愛(いと)し 春風 。

恋しき “ 1/fゆらぎ ” は 締め付けられる此の胸。募る想いは益々昂り、ついには 我(われ)、春疾風(はるはやて)となりて、想い余って却って 凱風(あなた)に恰も抗うかのように 照準 絞り合わせて、相対(あいたい)す 。

もはや 夢中な子供のように もう一切の分別も弁えも知らず省みず、一緒くたに花塵砂塵をも伴い従え 巻き上がる我が身は、更に一層 高く 高く 高く 宙を舞いて……。

 もう…、遣る瀬なく 想い焦がれる 僕の憧れ の “ 1/fゆらぎ ” 凱風 。

 … 気付けば いま、…あなた の名を …また そっと 虚空に 呼んでみて いた ……。

 

 

 

証言の行方!?

2022.02.21 Mon

ご依頼内容:トイレの流れが変っ!   東京都中央区

施工内容:便器脱着異物除去。

 梅の開花の便りが、既に耳に入り出している今日この頃、皆様におかれましては如何お過ごしでございましょうか?

 さて、以前の回で、トイレには異物を落とされない様、流されない様、御注意下さいと お願い申し上げましたが、今回は残念ながら其の様なお話でございます。先ずは御依頼の現場に急行し、状況を拝見致しました。

 レバーを上げて見ると、水はサーっと流れず 便器に溜まり気味にグズグズとゆっくり引いていく状態で、引き切った最後に特徴ある『コポコポ』という音を発して正常溜水面を下回る低い水位を示して止まります。これらの事から、便器内に異物が混入した疑いが濃厚であると判断し、お客様にそれとなく御伺いしてみると「異物を流してしまうなんて事は絶対に無い」との事。そこで、この状態を解決する為の方策について慎重に御説明し、丁寧に協議を重ねて便器を外して見る事になりました。

 便器を外し、下から排水出口を覗いて見ると白いアクリル系の何かが確認できました。お客様にも見て頂くと「これは検尿カップで、先日 息子が使った物に違いない、なのに息子からは何も聞いていない!」と、かなりお怒りモードで御証言頂きました。

 勿論、便器にわざと異物を流す方は まず居らっしゃいません。間違いは どなたにでもある事です。したがって、息子さんを余りお責めにならぬ様、私からもお願いしながら 当該異物を除去致しました。異物さえ除去してしまえば当然、正常な状態に戻ります。

 という訳で、案外気が付かぬまま異物を落してしまう事もある様でございます。ですので、くれぐれも御注意下さいます様、お願い申し上げます。そして、何か異常を感じられたら なるべく手を着けずに、直ぐに弊社まで御相談下さいませ。

 以上で今回のご報告を終わります、いかがでしたでしょうか?次回も又、宜しくお願い致します。

修繕業者選び は 御慎重に 。。。

2022.02.14 Mon

ご依頼内容:屋外の水道管から水が噴き出してる!   東京都練馬区

施工内容:架橋ポリ管からアルミ複合三層管に交換。

 皆様こんにちは。巷間では、銭湯?バレンタイン何ちゃらデエ?とかいうのだそうで、それで猫も杓子も 猪口(ちょこ)を寄越せとか 寄越せないとかで大騒ぎしているみたいでございまして、まあ アタシには全く関係の無い話のようでございます。そんな感じの今日この頃、皆様は如何お過ごしでございましょうか?さて 今回は、かなり気落ちした御様子で、弊社のフリーダイヤル0120-441-599ご注文受付センターにお電話下さったお客様からの御依頼の顛末について御報告致します。 

 先ずは 急ぎ現場に駆け付け 状況を拝見すると、エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯器・・・大気中から取り込んだ二酸化炭素を冷媒として利用し、熱エネルギーを獲得するという驚きの省エネ型給湯器)というシステムなのですが、これを形成するヒートポンプユニットと貯湯ユニットという装置同士を繋ぐ配管にピンホールが生じて 水が噴き出している様子が確認できました。さて、この自然冷媒ヒートポンプ給湯器という代物は、世に出て来てから、実に約20有余年は経過しているものかと存じます。当初、ヒートポンプと貯湯タンクを結ぶ循環パイプには、専ら 架橋ポリエチレン管という管が主流定番として使われておりましたが、その後 2006年頃から 更に省施工化を図りたいとするコンセプトの下、アルミ複合三層ポリエチレン管なる物が開発され 市場に出廻る様になりました。此の新しく産み出された管は、出来上がって見ると『省施工化性能』も さることながら、加えて優れた耐熱性能を併せ持っている事も証明され、既存と比較して様々な点で格段に性能がアップしたという結果を示しました。これが業界の内外から大変好評を得る事に繋がり、以降 盛んに施工現場等に投入され続け、やがては次第に当該管が主流に取って代わる様になりました。そしてそれが 現在にまで至り、いまだ継続中であります。従いまして、 旧態依然として 架橋ポリ管(白色っぽく薄ら透明)や、ポリブデン管(黄色っぽく不透明)等を、この高温熱交換供給システムに対して用いる事は、素材として 最早『不適格』と言わざるを得ません。何故なら、激しい熱変化による大きな伸縮に終始 晒され続けるという宿命的な特性の条件下、避ける事の出来ない その様な厳しい環境の中で、これらの管では 甚大とも言える膨張収縮の変動の繰り返しに付いていけず、やがては耐え切れなくなって、割と早い段階での経年を境に 今回の様な漏水のトラブル等に見舞われてしまう様でございます。また、そもそも『 架橋ポリ管は95℃、ポリブデン管は90℃より高い温度を発生させる熱源機器には使用しないで下さい 』というメッセージがメーカーからも発せられておりますので、尚更 併せて御注意下さい。 案の定、此方のお宅では 架橋ポリ管が使用されておりました。お客様には以上の内容のお話をした上で、正しくアルミ複合三層管への新規交換を御提案申し上げ、見積書を御提示致しました処、即ご快諾頂けましたので、直ちに施工に入りました。

 これを以って、さほど時間は掛からずに無事にトラブルを解決致しました。 さて、話はガラッと変わりますが、最近たまにテレビ各局のワイドショー等が、水道工事悪徳業者の実態を取り上げて伝える特集のようなものを、皆様は御覧になった事はございますでしょうか? 憚りながら、私も住宅メンテナンス業に従事する者の端くれとして、よく其のて の特集を視聴しておりまして、酷い手口などを視ては聴いては、一々大変驚いている次第でございます(苦笑)。其の様な放送のせいなのでしょうか、トラブル改善の対策を検討されるに当たり、近頃 過剰なまでに業者選びを御心配されるお客様を度々お見受けするようになりました。 今回のお客様も、完了後に交わした談話の中で「水道の管の修理・修繕等だと、何十万?何百万?と 掛かるみたいだし、今日中に直す事は 大方不可能で、何日間も断水を覚悟せねばならんだろうし、と 其れ等が心配で、かなり気落ちしながら 何社も何社も施工業者を調べて探して回ったんだよ。」との事でした。正に件の特集の影響を受けていらっしゃるのかな?と感じた訳でございますが、今のご時世 悲しい事ですが、それ位の慎重さがあって 丁度 宜しいのかも知れませんね。…と、まだ更に このお客様の弁は続き「それで、その中でも一番信用出来そうな御社に電話した訳なのだが、これは正解だった。電話受付(コールセンター)の対応も 一番 明るく 優しく親切 だったし、来てくれたスタッフさんは予想して覚悟していた金額より 断然 安い見積もり額を提示してくれ、何よりも 自信をもって『今日中に完工出来ます』という 心強い発言をしてくれた、これには実に 救われた思いがした。また何かトラブルがあった時はアクア救急センターさんに お願いするから宜しくね。」という有り難い御言葉を頂戴したのでありました。この様な御言葉を頂く度に、親切・丁寧・正直を心掛けて応対して来た日々の苦労などが、一遍に報われる様な思いが致しまして、 端無くも涙が こぼれ落ちそうになるのでございます。もう この勢いで、前回に続き今回も エピローグ メルヘンポエムでも ぶちかまそうかな…。なんて 思いましたが、紙面の都合上、今回は 止めておきます ( エ…⁉)。

 という訳で ございまして、今回は比較的安価で、且つ 短時間で作業を終える事が出来ましたが、皆様が御心配される通り 水道管のトラブルにあっては、場合によっては管の引き直し等の大掛かりな工事が どうしても必要になる事が確かにございます。そして其れは それなりの大きな金額が掛かる可能性もあるということも事実かと存じます。ですが、仮にその様な場合が発生したとしても、弊社では必ず事前にお見積書を提示し、何故その様な施工をする必要があるのか等を丁寧に御説明申し上げ、お客様の御納得を頂いてからでないと施工に入りません、着手しません。ですから、テレビ等の特集で紹介されている悪徳業者の様に、黙って着手しておいてから 後で法外な代金を請求するなどという真似は、弊社では 絶対にあり得ませんので、どうぞ 御安心下さいませ。

 では、これで今回のご報告を終了と致します。いかがでしたでしょうか?  次回も又、宜しくお願い致します。