修繕業者選び は 御慎重に 。。。

ご依頼内容:屋外の水道管から水が噴き出してる!   東京都練馬区

施工内容:架橋ポリ管からアルミ複合三層管に交換。

 皆様こんにちは。巷間では、銭湯?バレンタイン何ちゃらデエ?とかいうのだそうで、それで猫も杓子も 猪口(ちょこ)を寄越せとか 寄越せないとかで大騒ぎしているみたいでございまして、まあ アタシには全く関係の無い話のようでございます。そんな感じの今日この頃、皆様は如何お過ごしでございましょうか?さて 今回は、かなり気落ちした御様子で、弊社のフリーダイヤル0120-441-599ご注文受付センターにお電話下さったお客様からの御依頼の顛末について御報告致します。 

 先ずは 急ぎ現場に駆け付け 状況を拝見すると、エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯器・・・大気中から取り込んだ二酸化炭素を冷媒として利用し、熱エネルギーを獲得するという驚きの省エネ型給湯器)というシステムなのですが、これを形成するヒートポンプユニットと貯湯ユニットという装置同士を繋ぐ配管にピンホールが生じて 水が噴き出している様子が確認できました。さて、この自然冷媒ヒートポンプ給湯器という代物は、世に出て来てから、実に約20有余年は経過しているものかと存じます。当初、ヒートポンプと貯湯タンクを結ぶ循環パイプには、専ら 架橋ポリエチレン管という管が主流定番として使われておりましたが、その後 2006年頃から 更に省施工化を図りたいとするコンセプトの下、アルミ複合三層ポリエチレン管なる物が開発され 市場に出廻る様になりました。此の新しく産み出された管は、出来上がって見ると『省施工化性能』も さることながら、加えて優れた耐熱性能を併せ持っている事も証明され、既存と比較して様々な点で格段に性能がアップしたという結果を示しました。これが業界の内外から大変好評を得る事に繋がり、以降 盛んに施工現場等に投入され続け、やがては次第に当該管が主流に取って代わる様になりました。そしてそれが 現在にまで至り、いまだ継続中であります。従いまして、 旧態依然として 架橋ポリ管(白色っぽく薄ら透明)や、ポリブデン管(黄色っぽく不透明)等を、この高温熱交換供給システムに対して用いる事は、素材として 最早『不適格』と言わざるを得ません。何故なら、激しい熱変化による大きな伸縮に終始 晒され続けるという宿命的な特性の条件下、避ける事の出来ない その様な厳しい環境の中で、これらの管では 甚大とも言える膨張収縮の変動の繰り返しに付いていけず、やがては耐え切れなくなって、割と早い段階での経年を境に 今回の様な漏水のトラブル等に見舞われてしまう様でございます。また、そもそも『 架橋ポリ管は95℃、ポリブデン管は90℃より高い温度を発生させる熱源機器には使用しないで下さい 』というメッセージがメーカーからも発せられておりますので、尚更 併せて御注意下さい。 案の定、此方のお宅では 架橋ポリ管が使用されておりました。お客様には以上の内容のお話をした上で、正しくアルミ複合三層管への新規交換を御提案申し上げ、見積書を御提示致しました処、即ご快諾頂けましたので、直ちに施工に入りました。

 これを以って、さほど時間は掛からずに無事にトラブルを解決致しました。 さて、話はガラッと変わりますが、最近たまにテレビ各局のワイドショー等が、水道工事悪徳業者の実態を取り上げて伝える特集のようなものを、皆様は御覧になった事はございますでしょうか? 憚りながら、私も住宅メンテナンス業に従事する者の端くれとして、よく其のて の特集を視聴しておりまして、酷い手口などを視ては聴いては、一々大変驚いている次第でございます(苦笑)。其の様な放送のせいなのでしょうか、トラブル改善の対策を検討されるに当たり、近頃 過剰なまでに業者選びを御心配されるお客様を度々お見受けするようになりました。 今回のお客様も、完了後に交わした談話の中で「水道の管の修理・修繕等だと、何十万?何百万?と 掛かるみたいだし、今日中に直す事は 大方不可能で、何日間も断水を覚悟せねばならんだろうし、と 其れ等が心配で、かなり気落ちしながら 何社も何社も施工業者を調べて探して回ったんだよ。」との事でした。正に件の特集の影響を受けていらっしゃるのかな?と感じた訳でございますが、今のご時世 悲しい事ですが、それ位の慎重さがあって 丁度 宜しいのかも知れませんね。…と、まだ更に このお客様の弁は続き「それで、その中でも一番信用出来そうな御社に電話した訳なのだが、これは正解だった。電話受付(コールセンター)の対応も 一番 明るく 優しく親切 だったし、来てくれたスタッフさんは予想して覚悟していた金額より 断然 安い見積もり額を提示してくれ、何よりも 自信をもって『今日中に完工出来ます』という 心強い発言をしてくれた、これには実に 救われた思いがした。また何かトラブルがあった時はアクア救急センターさんに お願いするから宜しくね。」という有り難い御言葉を頂戴したのでありました。この様な御言葉を頂く度に、親切・丁寧・正直を心掛けて応対して来た日々の苦労などが、一遍に報われる様な思いが致しまして、 端無くも涙が こぼれ落ちそうになるのでございます。もう この勢いで、前回に続き今回も エピローグ メルヘンポエムでも ぶちかまそうかな…。なんて 思いましたが、紙面の都合上、今回は 止めておきます ( エ…⁉)。

 という訳で ございまして、今回は比較的安価で、且つ 短時間で作業を終える事が出来ましたが、皆様が御心配される通り 水道管のトラブルにあっては、場合によっては管の引き直し等の大掛かりな工事が どうしても必要になる事が確かにございます。そして其れは それなりの大きな金額が掛かる可能性もあるということも事実かと存じます。ですが、仮にその様な場合が発生したとしても、弊社では必ず事前にお見積書を提示し、何故その様な施工をする必要があるのか等を丁寧に御説明申し上げ、お客様の御納得を頂いてからでないと施工に入りません、着手しません。ですから、テレビ等の特集で紹介されている悪徳業者の様に、黙って着手しておいてから 後で法外な代金を請求するなどという真似は、弊社では 絶対にあり得ませんので、どうぞ 御安心下さいませ。

 では、これで今回のご報告を終了と致します。いかがでしたでしょうか?  次回も又、宜しくお願い致します。