初記事、給水管交換。

 

皆様こんにちは。本年の初記事として御紹介する案件は、屋内給湯器の給水管からの漏水でお困りのお客様からの悲痛な緊急要請であります。尚、念の為申し上げておきますが、弊社は御存じの通り年中無休で主に水の緊急のトラブルの要請にお応えしている会社でございます。例年通り、この度も大晦日から正月三が日を経て本日に至るまで連日山ほどの御依頼を賜り、正に嬉しい悲鳴を上げさせて頂いている次第でございます。よって、あくまでも『初記事』という事であります、初仕事・初作業という訳ではございません(笑)。新年1月のお仕事の本の極一例として本件を御紹介させて頂きます。

 

さて早速、お伺い致しますと御挨拶もそこそこに「待ってました!」とばかりに歓待されながら、疾風の如くお台所まで通されました。すると、壁面に鎮座する給湯器に水を供給する為の管である13㎜ライニング鋼管給水管が在り、其の一部に不自然に白いビニールテープが何重にもグルグルと巻かれているのですが、其の隙間からは容赦なく、まるで当然だという様な顔をして水滴たちが次々と溢れ出て来ています。それを小さな容器が懸命に受け止めている。其処には、そんな地獄絵図が展開されていたのでありました。それらが否が応にも我が目に飛び込んできた訳です、ショックでした。この光景は正に錆の浸食から腐蝕が進行し鉄をも穿ち、管にピンホールを開けてしまったのです。つまりそれは、劣化がもたらした自然現象である事を何よりも誰よりも明らかに雄弁に物語っているのでありました。



 さあ、落ち込んでばかりいても仕方ありません、顔を上げてしっかり前を向いて対策に移ります。先ず、屋内で露出された配管なので、既存の様なストレート止水栓は却って野暮ったいのでは?という結論に達しましたので、此れをキッパリやめにして、ご覧の様な『逆止付ボールバルブ』を用い、見える部分のライニング鋼管は当然交換して少しでもすっきり清潔スマートに見えるような仕上りプランを御提案申し上げました。そして、ご納得頂いた上で誠実に其のイメージ成就に努めたのでありました。そんなこんなで慎重かつ迅速に作業を貫徹し、お客様にも大変喜んで頂ける結果と相なりました。有難うございます。



 本日も弊社ブログ閲覧、誠に有難うございました。次回も宜しくお願い致します。