道具のメンテナンス

2020.03.02 Mon

 

皆様こんにちは、今回は私共が日頃の業務でお世話になっている道具の修理について御紹介いたします。

 ご覧の道具は主に排水管の詰まりを直す為に無くてはならない電動工具でありまして、謂わば私共のメインとなる業務を担う大事な相棒の中の筆頭に数えられるべき代物でございます。


 正直申し上げて、私共はワークツールである専用工具・道具が無ければ日々の業務の一切は成り立たないと思っております。だからこそ多種多岐にわたる多数の道具類は常に大事に扱い、日頃から手入れにも気を配っております。…なのですが、緊急メンテナンスという特質的な職務上、どうしても過酷な条件下の使用となりがちで、しばしば此れらを破損させてしまったり、故障をさせてしまいます。今回の電動工具も其の様に破損させてしまった事例の一つでありますが、この様な場合でも日頃の感謝を込めて出来得る限り自らの手で速やかに修理する事を心掛けております。幸い今回の様なケースは比較的容易に修理が可能でした。

電動工具さん、ごめんね😓これからも大事にするからね、ヨロシクね😓。



 以上でございます。今回もご覧頂き誠に有難うございます。次回も宜しくお願い致します。

 

ユニットバスの蛇口交換

2020.02.18 Tue

 

皆様こんにちは、今回はユニットバスに付属するデッキタイプの混合水栓の交換を御紹介致します。

 画像をご覧の通り、混合水栓はデッキタイプという事で、カウンターにどっかりと乗っかっている形状となります。従いまして交換に当たっては周辺のパネルを取り外す事から始まります。



 お客様のお宅の事なので、勝手にその様子を事細かにお見せする事は叶いませんが、普段はパネルに隠れて見えない裏側の壁面床面は毛髪や湯垢・カビなどで大変な事になっております。勿論、当然ながらパネル取り外しの序に其の辺りの清掃もキッチリさせて頂きます。



 

 普段隠れた汚れに大変ショックを受けておられた様子のお客様も見えない隅々まで綺麗になり、新品ピカピカになった混合水栓を目の当たりにして大満足して頂けました。ご利用、誠に有難うございました。

 今回もご覧いただき誠に有難うございました。次回も宜しくお願い致します。

土庇柱の柱受改修

2020.01.31 Fri

 

 皆様こんにちは、今回は和風戸建住宅屋外の簡易的な修繕工事の御紹介です。『土庇(どびさし・つちびさし)』と呼ばれる日本建築の部位に関わる工事となります。あまり耳慣れない用語かと存じますが、これは土間に建てられた柱で支えられた庇のことを指すもので、今回の御宅はそれが玄関前に設けられています。つまり洋風に言い換えますと、所謂『玄関テラス』と呼ばれるものです。

 さて、此方の土庇の柱(土庇柱)は、2,300㎜強の磨き丸太が贅沢に奢られ、それをスチール製柱脚で支えて固定するといった風情ある立派な装いが企図された設計が成され、その様に仕立てられた様です。そして当邸宅の誇らしい”顔”としてエントランスを飾り、此れまで幾多の訪問客の皆様をお出迎えして立派に其の役目を果たして来た事なのでしょう。ところが如何せん、屋外建造物として長年に亘って紫外線や風雪・風雨に晒され続けなければならないという宿命を負っていて、当該部位も其れは避けて通れない事実なのでした。果たしてスチール製の脚部は徐々に錆びが進行し、腐蝕は拡張を止めず、とうとう此の度、土庇柱は土間埋込基部から完全に乖離してしまうという悲しい結果に及んでしまったのでありました。即ち今、目の前に在る其れは、丸太が上からブラリと吊り下がっただけの状態で、柱としての役目を全く果たしておらず、土庇全体は大変危険な状態を保ったまま、辛うじて寂しく佇むしかない姿を晒すのみ、なのでありました。

 従いまして此の部分を直ちに交換修繕させて頂く事となりました。     先ずは角材を用い、支い柱(かいばしら)として土庇の端に収め水平を計測し、これを確り支えます。次に土間敷石を慎重且つ丁寧に外したのち、多少広めに土間を斫り掘削し、既存の柱脚埋込基部を綺麗に撤去します。こうして、いよいよ柱に手を着けさせて頂く訳ですが、歳月を重ねた土庇の様子は相応の歴史の重厚さを漂わせながら、良い具合に侘び寂びの風合いまで醸し出しております。この芸術的風合い?とでも呼ぶべきでしょうか?この絶妙なる全体的均衡を崩さぬ様、磨き丸太は敢えて既存の物を其のまま使用する事と致しました、これこそが日本人としての矜持を保つと申しましょうか、我が国が世界に誇る文化の一環、繊細にして奥行き深い美意識=”センス(感性)”と呼ぶべきものを無視する事は罷り成らぬ..と、古より連綿として受け継がれてきた私めのDNAが余りにも騒ぐものですから、つい其の指令に従いました次第でございます(大袈裟?笑)。但し、新規柱脚の柱受に丸太柱を差し込み直す為に、その形状と太さに合わせて下部だけは少し削って加工します。尚、新規柱脚は腐蝕に強いステンレス製の装飾柱脚金物(柱受)式を採用し防錆耐蝕性と美しさを、とことん追求致しました。そしてモルタルを併用して敷石を元に戻す様に設置し、最後に支い柱を撤去して漸く完成致しました。




以上、如何だったでしょうか? 弊社では此のように水のトラブル以外にも住宅に関する事でしたら、ちょっとした修理修繕から本格的増改築等に至るまで、どのようなニーズにも幅広くお応えし、あらゆる御悩み解消の為に真心こめて御手伝いさせて頂いております、何でも御遠慮なくお申し付け下さいませ。 

さて、今回も御覧になって頂き誠に有難うございました。次回も又、宜しくお願い申し上げます。

初記事、給水管交換。

2020.01.16 Thu

 

皆様こんにちは。本年の初記事として御紹介する案件は、屋内給湯器の給水管からの漏水でお困りのお客様からの悲痛な緊急要請であります。尚、念の為申し上げておきますが、弊社は御存じの通り年中無休で主に水の緊急のトラブルの要請にお応えしている会社でございます。例年通り、この度も大晦日から正月三が日を経て本日に至るまで連日山ほどの御依頼を賜り、正に嬉しい悲鳴を上げさせて頂いている次第でございます。よって、あくまでも『初記事』という事であります、初仕事・初作業という訳ではございません(笑)。新年1月のお仕事の本の極一例として本件を御紹介させて頂きます。

 

さて早速、お伺い致しますと御挨拶もそこそこに「待ってました!」とばかりに歓待されながら、疾風の如くお台所まで通されました。すると、壁面に鎮座する給湯器に水を供給する為の管である13㎜ライニング鋼管給水管が在り、其の一部に不自然に白いビニールテープが何重にもグルグルと巻かれているのですが、其の隙間からは容赦なく、まるで当然だという様な顔をして水滴たちが次々と溢れ出て来ています。それを小さな容器が懸命に受け止めている。其処には、そんな地獄絵図が展開されていたのでありました。それらが否が応にも我が目に飛び込んできた訳です、ショックでした。この光景は正に錆の浸食から腐蝕が進行し鉄をも穿ち、管にピンホールを開けてしまったのです。つまりそれは、劣化がもたらした自然現象である事を何よりも誰よりも明らかに雄弁に物語っているのでありました。



 さあ、落ち込んでばかりいても仕方ありません、顔を上げてしっかり前を向いて対策に移ります。先ず、屋内で露出された配管なので、既存の様なストレート止水栓は却って野暮ったいのでは?という結論に達しましたので、此れをキッパリやめにして、ご覧の様な『逆止付ボールバルブ』を用い、見える部分のライニング鋼管は当然交換して少しでもすっきり清潔スマートに見えるような仕上りプランを御提案申し上げました。そして、ご納得頂いた上で誠実に其のイメージ成就に努めたのでありました。そんなこんなで慎重かつ迅速に作業を貫徹し、お客様にも大変喜んで頂ける結果と相なりました。有難うございます。



 本日も弊社ブログ閲覧、誠に有難うございました。次回も宜しくお願い致します。

 

2020.新年の御挨拶

2020.01.07 Tue

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 本年も、弊社が掲げます四つの理念 

①お客様からの信頼をいただけるよう努める。 

②技術力向上の飽くなき追求。 

③更なるスピード対応の充実と向上に努める。 

④法令を遵守し、安全第一を規範とした業務に徹する。

以上、弊社スタッフ一同は、これら四つの柱を常に念頭に置き、より一層社会に貢献すべく、きめの細かい充実したサービスを御提供して参る所存でございます。

どうぞ本年もご愛顧を賜ります様、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、スタッフ一同重ねて深く御願い申し上げます。