今回のご依頼は、『外壁に露出配管された排水管の繋ぎ目から水が漏れている様なので診て欲しい』です。
さて、現場到着し早速拝見・・・すると、どういう理由かVU50㎜のエルボ(90度カーブ継ぎ手)に50㎜パイプに接着は疎か、継ぎ手に管がまるで呑み込まれておらず、なんと2~3㎜の空間さえ見てとれる状況です。
お客様に状況を確認して頂きながら事情を伺ったところ、詳しいことは失念したが10年前位に何処かの業者さんに修繕してもらったとの事。…まあ確かに配管の経年差による色の違いから此の部分が取り替えられている事が伺えます。
何故、無接着で離ればなれなのかの理由はさておき、正しく交換施工しなければなりません。
本来、既に出来上がってしまった配管の中途だけを交換しなければならない場合は、“MSジョイント”または“ヤリトリ”と呼ばれる部材を用いるのが基本かと存じます。弊社も其れを使って完成させました、尚、折角なので画像の通りTy継ぎ手を用い、今後の為にも掃除口を設けました。
お客様にも大変喜んで頂き、無事にこの案件を終了致しました。
毎度閲覧ありがとうございました。