トイレがつまりやすくなっている症状とは
こんな症状は要注意
トイレつまりは突然発生することもあれば、徐々に症状が出てくる場合があります。
つまりやすくなっている状態をいち早く見抜いて、手を打っておくことが大切です。
例えば、普段は聞こえてこない異音が挙げられます。
流した時にボコボコ、コポコポというような音が聞こえてきた時は要注意です。
全ての音が前兆というわけではありませんが、目には見えないところで何かが引っかかっている可能性があります。
水位が上がったままで時間が経っても下がっていない時は、完全に詰まっている状態です。
トイレットペーパーなど溶けるものが原因であれば、時間とともに溶けていきますが異物は取り除かなければ解消されません。
レバーやボタンで水は流れるけど、スムーズに排水しない場合も、つまりやすくなっている状態だと言えます。
まだ完全に詰まっていないからといって放置をしていると悪化することがあるため、早い段階で対処しておかなければなりません。
このような症状が起きていないか、日頃から意識してチェックしてみてはいかがでしょうか。
自分で判断ができない時は業者に相談をしてください。
見極めも重要
業者に依頼しなくても自分で対処できるケースがあります。
何が引っかかっているのかわからないときは、まず様子を見てください。
数時間、トイレを使わずにいると自然と溶けて直っていることがあります。
しかし、水量が戻らないときは中の異物を取れ除かなければいけません。
奥へ進んでいないのであれば、ゴム手袋をはめた手を便器に突っ込んで引っ張り出したり、専用のワイヤーを使ったりしてみましょう。
道具はホームセンターでも販売されているため、手に入りやすいです。
適切に使えば取り出すことができるでしょう。
しかし、異物が硬いものだと排水管の奥へ押し込んでしまって症状を悪化させることもあります。
少し試してみたけど取り出せないと判断したときは、無理に取り出そうとせずに業者を呼んでください。
手が届かないほど奥へ進むと大掛かりな工事が必要になるかもしれません。
その分、修理費も高くなるためしっかり見極めることも大切です。