トイレつまりが原因で水位が低い時の対処法とは
放置すると直る時は
トイレのつまりが起きた時、便器内の水位が上がって溢れ出てくるイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、低いときもつまりが発生している可能性があるため注意してください。
水位が低い原因は様々ありますが、まずは原因を突き止めて回復させなければなりません。
バケツに水を汲んで一気に流し込み、そのままの状態で1時間ほど放置しましょう。
放置することで高さが戻った時は、つまりではなく単に便器内の水が蒸発しただけか、トイレタンクからちゃんと流れてきていないかのどちらかです。
GWや夏季休暇など長期間は家をあけることがあるとトイレを使いません。
そのため、水が蒸発して下がってしまうことがよくあります。
特に、夏場は1日あけるだけで蒸発します。
タンクから供給されないのは止水栓が閉まっているか、ゴムフロートや浮き玉、ボールタップに異常が発生していることが考えられるでしょう。
これらのパーツを確認し、元の位置に戻したり交換すると改善されるはずです。
タンク内が空になっているときは止水栓が閉まっているため、開けてください。
放置後も状況が変わらない
水を流して放置しても水位が低いときは、詰まっていたり故障の可能性が考えられます。
また、水道工事が近所で行われていることもがあります。
近所で工事が行われると一時的に下がることがあるのです。
工事が行われていないときは、詰まっているものを取り出したり流しきらなければ解消されません。
水に溶けるものはさらに3、4時間ほど放置すると自然と直るでしょう。
もっと早く直したい場合はお湯を流して1時間ほど放置すると溶けます。
溶けないものは流しきるとさらに症状が悪化するため、取り出さなければなりません。
ティッシュや猫砂、アクセサリー、ボールペン、スマホなどを落としたときは無理に流そうとするのではなく、取り出してください。
自分で取り出すことができないほど奥へ進んでしまったときは業者に修理を依頼するとスムーズです。
異物を取り除けば、水の高さは正常に戻るでしょう。
また、故障している場合も業者による修理が必要です。