ペット用トイレの砂がトイレに詰まってしまったときの対処法
ペット用トイレの砂がトイレの詰まりを発生させる
トイレが詰まる原因は様々ですが、ペット用トイレの砂が原因で詰まりが発生することも少なくありません。
ペットを飼っている人は、自宅のトイレにペット用トイレの砂を流して、処分していることもあるでしょう。
ペット用トイレの砂は、水分を含むと固まります。
トイレの水にも砂が反応して粘度のように固まってしまうため、一度に大量の砂を流すと大きな塊となって詰まりを発生させてしまうのです。
詰まりが悪化すると汚水が逆流してくるため、できるだけ早く対処する必要があります。
軽度の詰まりであれば、自分で対処することが可能です。
症状が軽度か重度かを判断する際は、水の引き具合を見ます。
時間と共に水が少しずつ引いていくようであれば、軽度です。
トイレの詰まりの解消方法
自分で対処する場合は、事前準備が必要です。
床が汚水で汚れてしまわないように、ビニールシートを敷いてください。
そして、便器に浮いているペット用トイレの砂をバケツなどで取り除きます。
このとき、便器内の水位が高いと汚水が溢れてしまう可能性があるため、少しずつ汚水をバケツに移していきましょう。
汚水をこぼさずに砂を取り除きたい場合は、灯油ポンプを活用してみてください。
事前準備が終わったら、対処法を実践していきます。
必要なものは塩です。
自宅にある塩で問題ありません。
ペット用トイレの砂は塩を加えると流動性が改善されるといった特徴を持っています。
そのため、トイレの便器に塩を入れるだけで固まっている砂がサラサラになり、詰まりが解消されるのです。
ポイントは少しずつ塩を入れることです。
量は水500ccに対して大さじ3杯くらいを目安に入れて行きましょう。
大量の塩を便器に流すと、排水管が劣化します。
必ず少量の塩を少しずつ入れてください。
軽度であれば塩を入れて、しばらく放置すると詰まりが解消されますが、重度の詰まりだと塩では解消されません。
何度も塩を流していると排水管に残り、傷む原因となってしまうため、1、2回実践しても解決できない場合は塩以外の方法で対処する必要があります。
自分で対処することが難しい場合は、業者に依頼することをお勧めします。