トイレつまりを道具なしで解消するには

アイテムがなくても解決できる

トイレがつまって自分で直そうとした時に、家に道具がないこともあるでしょう。
小さな子どもがいる家庭では、いたずらでトイレットペーパーの芯やおもちゃを便器に突っ込んだり、ペーパーを大量に流して詰まらせたりすることも少なくありません。
水に溶けるものが原因であれば、市販のアイテムを使って解消することができますが、家に常備していない人もいるはずです。
すぐに買いに行きたくでも、小さな子どもがいる家庭では難しいでしょう。
一緒に連れて行くと時間もかかります。
つまりは放置することはできないため、道具なしで解消する方法を知っておくことが大切です。
道具なしで解消する方法の一つは、お湯です。
温度を調節したお湯をトイレに注ぎ、しばらく放置すると溶けてなくなっていることがあります。
熱湯の方が溶けやすいイメージがありますが、便器が割れる恐れがあるため、必ず40度から60度の範囲で温度を調整してください。
便器内の水位が高い場合は、空のペットボトルなどを使ってすくいとった上で注ぐと、より効果的です。

キッチン用品で代用

キッチン用品であるラップを使う方法もあります。
ラップは使い方次第でスッポンと同じような効果が得られるのです。
便座を上げて、ラップで蓋をするように密閉します。
何枚か重ねて覆い、隙間がないことを確認してから一度排水レバーを回してください。
そうすると中央部分が膨らんでくるため、手のひらで押さえつけます。
爪を立てると破けて便器に流れ込んでいく危険性があるため、ゆっくりと押さえつけるのがポイントです。
抑えると勢いよく排水され、詰まっているものを下水に押し流すことができるでしょう。
このように、道具なしでも解消させることができますが、水に溶けるものが原因の時にしか試してはいけません。
溶けない異物は、お湯をかけても溶けることはなく、流し切ろうとすると重症化する恐れがあるからです。
つまりを引き起こしている異物を取り除かなければ根本的な原因は解決しません。
業者に除去作業を依頼してください。
原因不明な場合は下手に触らないように、始めから業者に修理を依頼することが大切です。