トイレつまりの軽症とは

どのような状態を軽度と言う？

トイレつまりの原因は様々です。
素人が自力で対処できる原因もあれば、業者にお願いしなければ直らないケースもあります。
素人が直せる場合というのは、軽症の時です。
どのような状態を軽症というのかを知り、自力で直せるものか、業者に依頼するのかを判断しましょう。
この判断を間違えると重症化して、修理費も高額になるため要注意です。
トイレつまりが軽症で済むケースの多くは、水に溶けやすいものが原因の時です。
トイレットペーパーや排泄物、流せるお掃除シートなどは溶けやすいため、比較的軽度で済むことが多いと言われています。
しかし、逆に水に溶けない異物を便器に流すと、取り出す方法しか対処法がないため、自力では困難です。
落としてしまったことにすぐに気がつくことができれば、排水する前に手を突っ込んで引っ張り出すことができるでしょう。
しかし、一度でも排水すると排水口に吸い込まれてしまうため、取り出すことが難しいです。
その場合は、無理に取り出そうとせずに業者に依頼をしてください。
奥へ進むと便器の着脱作業が必要になり、修理費が高額になるため、出来るだけ早い段階で対処してもらうことが大切です。

自力で直す際は

軽度のつまりを自力で直す方法もいくつかありますが、最も簡単な方法はお湯を注ぐことです。
便器内の水位を出来るだけ減らし、ぬるま湯を注いで放置するだけです。
40度から60度に調節したお湯を注いで1時間ほど放置しましょう。
原因をゆるくした状態でスッポンを使うと押し流すことができます。
それでも流れが悪い場合は、お湯だけでなく重曹とクエン酸も注いでみてください。
重曹、クエン酸、お湯の順番で注ぐと、より溶けやすくさせることができるからです。
クエン酸は調味料であるお酢でも代用することができるため、チャレンジしやすいでしょう。
この方法でも対処できない場合は、他の原因が発生している可能性が考えられるため、調査もかねて業者に依頼することをお勧めします。
また、日頃からペーパー類や排泄物は少量ずつ流し、適切な排水量で使用することも大切です。