植物の根によるトイレつまりが起きたときには
意外なものが原因になることもある
トイレがつまりを起こす原因は様々です。
多くの人がイメージするのは、ティッシュや紙おむつ、子供のおもちゃなどでしょう。
しかし、意外なものがトイレつまりの原因になることがあります。
例えば、植物の根です。
トイレつまりが起きた時は業者に依頼すると解決するケースが多いですが、綺麗にお掃除をしているのに、何度修理をお願いしても再発することがあります。
その場合は、お庭の植物が原因である可能性があります。
全てのケースに当てはまるわけではありませんが、業者に依頼をして調査をしてもらいましょう。
調査をする場所は排水桝です。
素人は排水桝を確認することはないですが、排水桝を開けてみると根がぎっしりと生えていたということも少なくありません。
放置すると大規模な工事が必要になるため、早い段階で排水桝をチェックし対処する必要があります。
業者に依頼しよう
植物の根が排水桝をつまらせる原因は、排水桝が経年劣化により徐々に隙間が空き、そこから水分が地中に漏れ出て、その水分を感知した植物が伸びてくることが挙げられます。
小さな隙間でもどんどん成長し、時にはアスファルトまでも突き破ってしまうのです。
排水桝は主に塩ビ製とコンクリート製の2種類ですが、どちらも成長すると突き破ってくるため注意しなければなりません。
特に、桝、排水管のすぐ近くに植栽がある場合は気をつけてください。
また、少し離れていても広範囲に根を広げる種類もあるため、油断してはいけません。
桝はお家の周辺にあるケースがほとんどです。
マンションやアパートなどの集合住宅では勝手に点検することはできませんが、一戸建てに住んでいる人は、お家の外にあるマンホールのようなものを開けてみてください。
砂利や芝生で見えなくなっているケースもあるため、調べてみましょう。
根が成長してきていることが確認できたら、取り除く必要がありますが無理に引き抜くと配管が破損する恐れがあります。
素人では難しい作業であるため、業者に修理をお願いすると安心です。
桝の場所がわからない時も業者に調査をお願いしてみてはいかがでしょうか。