ビニール袋でトイレつまりを解消する方法

家庭にあるもので対処してみよう

トイレのつまりはビニール袋で直すことができます。
スッポンなどの道具がないという家庭は、ビニール袋を使ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
用意するのは、便器全体を覆うことができるほどの大きなサイズのビニール袋です。
家庭にもあるもので代用できます。
また、作業に取り掛かる前に準備が必要です。
汚水が飛び散っても問題がないように床に新聞紙を敷いて養生しましょう。
また、便器から汚水が溢れ出てくることもあるため、バケツも用意しておくといいかもしれません。
このような準備が終わったら、ビニール袋を2枚に重ねて、中に素手を入れます。
袋は1枚でも問題ありませんが、破れた時に手が汚れないように何枚か重ねておくと安心です。
実際に作業する際は中に入れた手を拳にして、排水口に差し込みます。
拳をつくった状態で何度か抜き差しをすると、スッポンを使った時と同じような効果を得ることができるのです。
数回繰り返して音がしたらトイレのつまりが解消された証です。
作業後は袋を丸めてゴミ箱に入れて捨てましょう。

作業する際のポイント

作業のポイントは、排水口に拳を入れた時に出来るだけ隙間ができないようにしっかりと奥まで入れることです。
手が小さい人は奥に突っ込んでも拳の間に隙間ができてしまうため、タオルなどを手に巻いて厚みを作ると作業がしやすくなります。
思いっきり突っ込むと拳を痛めてしまうこともあるため、様子を伺いながら行ってください。
また、水位が高いと手を入れた時にトイレから溢れ出してしまうため、バケツなどですくいとっておくといいでしょう。
つまりが解消された時も底に溜まっていた汚水が溢れ出てくることもあるため、その際もバケツですくいとって対処してください。
このような手順で直していきますが、全ての場合がこの方法で解決できるというわけではありません。
特に、溶けないものが原因の時はこの解消法では効果がないどころか、より奥へ進んで取りにくくなります。
重症化している場合も素人では直すことができないため、必ず業者に修理を依頼してください。