トイレつまりで最初にやることとは

最初にやるべきこととは

トイレのつまりが起きた時、最初にやらなければいけないことがあります。
間違った対処をしないように正しい方法を知っておきましょう。
まず最初に行うことは、原因の特定と症状の把握です。
最初に水を流してつまり具合を確かめる人がいますが、流れにくい状態で水を流すと症状を悪化させる原因になるため、レバーやボタンで流さないようにしてください。
運よく詰まっているものが下水に流れていってくれると期待したいものですが、何かが詰まっている状態でいくら水を流しても押し流されることはありません。
そのため、別の方法で原因を特定する必要があります。
正しい方法は、放置することです。
放置しすぎるのもよくありませんが、数時間放っておきましょう。
時間を置くと便器内の水位が下がることがあります。
その場合は、水に溶けるものが原因だと判断することができ、水位が変動していないときは溶けないものだと判断できます。
そうではない場合もありますが、放置をして水位の変化をチェックしてみてください。

引っかかっているものによって対処法が異なる

溶けるものが排水管に滞っている時は、さらに時間を置くことで自然と溶けてつまりが解消されているケースも少なくありません。
出来るだけ早く解消したい場合は、お湯を注ぐと効果的です。
40度から60度のお湯を便器に注ぎ、1時間ほど置くと塊が柔らかくなって小さくほぐれやすくなります。
その状態でスッポンを使うと下水まで押し流すことができるでしょう。
薬剤を使うのも一つの方法ですが、自宅にない場合はお湯を沸かして注いでみてください。
溶けないものがトイレのどこかで引っかかっている時は、業者に取り除いてもらいましょう。
奥まで進んでしまうとトイレを取り外す作業が必要になり、素人では対処できないからです。
大規模な修理が必要になると修理費が高額になりますが、便器から汚水が逆流して床が汚れたり浸水するなど被害が拡大する前に対処する必要があります。
また、溶けるものでも解消できない場合や原因が特定できない場合も下手に触らずに水道工事の業者にお願いしてください。