トイレつまりが原因で起こる悪臭ついて
なぜニオイが消えないのか
よく掃除をしているのにトイレが臭う場合は、下水管に溜まった悪臭が排水管から上がってきているのが原因です。
排水管からニオイが上がってくる原因は、封水切れが考えられます。
封水切れとはどんな状態なのかわからない人もいるのではないでしょうか。
これは、便器内に溜まっている水が切れることです。
排水路の奥にはニオイや虫が下水から這い上がってこないように水が溜まっていますが、それがなくなってしまうと塞きとめることができません。
では、封水切れはなぜ起こるのでしょう。
一つは、つまりです。
定期的に掃除をして綺麗にしているはずなのに、悪臭が消えないと悩んでいる人はトイレつまりの可能性があるため、消臭剤を置いて対処するのではなく根本的な原因を解決しなければなりません。
毛細現象とは
汚れやゴミでつまりを起こすと、それを伝って水が流れていくことを毛細管現象と言います。
これは水が流れにくい状態であるため、徐々に封水がなくなってしまうことがあるのです。
これを解決するためには、詰まっているものを取り除いて水の通り道を作ってあげる必要があります。
溶けるものが毛細現象を起こしているのであれば、すっぽんや薬剤、お湯を使うと効果的です。
最も簡単な方法は、お湯でしょう。
40度から60度のぬるま湯を注いで30分以上放置すると、自然と溶けてなくなります。
手を汚さず簡単にできる手法であるため試してみてください。
それでも改善されない場合や、重曹、クエン酸を注いでしばらく放置するといいかもしれません。
専用の薬剤がある場合は、それを試して見るのも一つの方法です。
溶けやすくした状態ですっぽんを使うとより効果的であるため、試してみてください。
溶けないものが滞っている場合は取り除かなければ解決しません。
また、様々な方法を試してみたけど悪臭が取れない場合は他に問題がある可能性も考えられます。
例えば、気圧の変化や長時間トイレを使用していないことで蒸発してしまった、自己サイホン作用などです。
自分で対処できないと判断したときは、悪化する前に業者に直してもらうことが大切です。